
「筋トレは慣れると筋肉痛が来ない」
「慣れさせないようにするにはどうしたらいいのか」
という意見を見たことがあると思います。今回の記事は、筋肉の慣れについて解説していきます。
筋トレメニューを頻繁に変更しても筋肥大に効果あるのか?
結論から言いますと「筋トレの種目を頻繁に変更しても筋肥大に効果はあまりありません」
なぜなら、継続して同じ部位を鍛えることで鍛えている部位が筋肥大していくからです。
頻繁にいつもと違う筋トレをすると過度の筋肉損傷になる恐れがある
トレーニングの種目を毎回変えてしまうと過度の筋肉損傷へと繋がります。例えば腕の筋トレ種目をいつもと違う内容にして行うと、いつもより激しい筋肉痛は生じます。
しかし、あまり筋肥大にはなりません。
その理由は、不必要な筋肉の損傷であるからです。いつもより激しい筋肉痛が来るからといって筋肥大する訳ではないということです。
慣れていない刺激によって筋肉が損傷したことにはなりますが、過度の筋肉損傷は返って筋肥大に逆効果となってしまします。
慣れは悪いことではない
良く誤解されているのが「筋肉痛が生じなくなり筋トレに慣れるのは良くない」ということです。
慣れることにより、体は適応しているということになります。適応することによって筋肉はより大きくなっていきます。
つまり、トレーニング経験が豊富になるにつれて筋肉損傷は少なくなり、筋肉痛を感じにくくなることは体が適応しているからといえます。
多くの種目をやりすぎるのはオススメしない
個人的には、2~3種類がオススメです。
トレーニングを変更するのは効果的ですが問題は頻度です。下半身トレーニングでスクワットしかやっていない方は少ないと思います。他にも2、3種筋トレを合わせて行っているはずです。
もっと種目を増やしたい方も言うと思いますがトレーニングとしては十分な種目数です。
最初から行う種目が多すぎると体が適応できずに筋肥大にマイナスの影響が及ぼされることもあます。
同じ種目をやり続けることに意味がある
まずは、筋トレを「継続」することが大切です。
また、種目を変更するタイミングは停滞していると感じた時がオススメです。停滞防止のために過度なメニュー変更は筋肥大に逆効果です。
先述した通り、慣れることにより筋肥大するので慣れるまでの期間は継続するように意識しましょう。慣れるまでの期間は個人差があります。
慣れてきたら負荷を上げてみましょう。
初心者は筋トレメニューを変更しない方がいい
理由としては、そもそも筋トレを継続させることが目的であるからです。最初の内は、同じメニューの筋トレでも十分筋肥大を期待できます。
最初は1種目だけでも十分なので徐々に種目を増やしていきましょう。

食事にも気を遣う

筋トレを頑張って行ったとしても食事がしっかりしていないと筋肥大はしにくいです。
特に筋トレ後の30分はゴールデンタイムなので、「タンパク質」をしっかり摂取しましょう。
*タンパク質についてはこちらの記事に詳しく記載してあります。

まとめ
筋トレメニューを頻繁に変えるのは良くないということが分かって頂けましたでしょうか。
同じメニューを継続して負荷を徐々に上げることで十分に筋肥大に効果ありです。
まずは、自分のできる範囲で少ない種目数から始めていきましょう。